紫外線で焼けたあとの肌ケア、積極的に取り入れたい栄養成分・食べ物

「気を付けていたけど、うっかり日焼けしてしまった…」こんな風に焼けてしまった肌を見て後悔することもあるでしょう。しかし、まだ手遅れではありません。紫外線によるダメージを最小限にする様々な方法があります。今回は紫外線を浴びてしまった後のケアについてまとめました。

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日焼けしてしまった後の肌ケア

うっかり日焼けしてしまった肌のケアには、「ビタミン誘導体」が有効です。ビタミン誘導体とは、本来は壊れやすく肌に浸透しにくいビタミンを肌の奥まで届きやすくなるように改良した成分のこと。肌に吸収されてから酵素の働きによってビタミンに変化します。

ビタミンは、美肌や美白に欠かせない栄養素。特にビタミンCには紫外線によってダメージを受けた細胞を修復し、色素沈着の原因となるメラニンの生成を抑える働きがあります。紫外線を浴びた肌は細胞を守るためにメラニンを大量に作ろうとするので、ビタミンC誘導体でメラニンを減らすことはシミやそばかすを防ぐ有効な手段となるでしょう。また、ビタミンCには新陳代謝を促進する作用があります。肌のターンオーバーが促され、メラニンの排出をサポートすることができるでしょう。

そのため、既に日焼けをしてしまった肌は「ビタミンC誘導体」が配合された化粧水やクリームでケアすることがポイントです。

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日焼けの痛みを最小限に抑えるケア

赤くなってピリピリと痛むような日焼けは、紫外線によって肌の表面が炎症を起こしている状態です。「冷やすこと」と「余計な刺激を与えないこと」の2点を頭に置いてケアをしていきましょう。ポイントを押さえることで、痛みを軽減しながらスキンケアができます。

まずは炎症を起こしている部分を冷やしてください。日焼けした直後は、冷たい水で患部を一気に冷やしてあげましょう。ただし冷水によるクールダウンは時間をかけないこと。風邪を引いたり、水によって肌の保湿成分が流れ出たりしてしまいます。冷水の後は炎症が強い部分に氷を入れた袋や布を巻いた保冷剤などを当てて冷やしていきましょう。

洗顔を行う際は特に注意。痛みがある時はもちろん、ない場合でも肌は紫外線のダメージによって敏感になっています。乱暴に擦ったり刺激の強い洗顔料を使ったりしないように心がけましょう。

痛みが軽度の場合は、刺激の少ない敏感肌用の洗顔料をよく泡立てて、泡を肌に乗せてください。その後すぐにぬるま湯で洗い流しましょう。痛みが重度の場合は、1~2日は洗顔料を使わず、ぬるま湯のみで顔を洗います。その後、肌の様子を見て徐々に通常の洗顔方法に戻していきましょう。

洗顔後のスキンケアは、日焼けの程度によって方法が異なります。軽~中度の場合は保湿成分や美白成分がたっぷり入った化粧水などでしっかり保湿しましょう。必ずアルコールが入っていないもの、低刺激のものを選んでください。この時、コットンを使わずに手で肌に浸透させることがポイントです。重度の場合は、化粧水は刺激になるので使いません。抗炎症作用のあるクリームや軟膏を使いましょう。

紫外線対策になる食べ物

紫外線によって体内で活性酸素が活発になると、シミやシワができやすくなり肌の老化が早まります。そのため活性酸素を抑える「抗酸化作用」のある食品が紫外線対策には有効です。

抗酸化作用のある代表的な食べ物と言えばトマト。トマトに含まれるリコピンには、ビタミンEの数百倍の抗酸化作用があると言われています。また、イチゴやザクロ、ラズベリーに含まれるエラグ酸は抗酸化作用の強い天然ポリフェノール。

美白成分としてサプリメントなどにも使用されています。更にエビやカニ、鮭やイクラに含まれるアスタキサンチンも抗酸化作用の強い赤色の天然色素。人の体内では合成できない成分で、摂取すると身体の細部にまで届きやすいと言われています。

その他、メラニンの生成を抑制するビタミンCが多いみかんなどの果物、肌荒れを防ぐβカロテンが多いかぼちゃやにんじんなどもオススメです。

日焼けのダメージは、少量ずつでもどんどん蓄積されていくものです。気が付いた時にはかなりの紫外線を浴びているということも。後からできるケアも大切ですが、一番有効なのは紫外線をできるだけ浴びないようにすることです。日焼け止めや日傘を活用し、日頃から紫外線対策を心がけましょう。


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